リスティング広告は婚活と同じ -限りある資源を有効活用できる人が成功する-
- 2013.11.18
- WEBマーケティング マーケティング リスティング 不動産 集客
こんにちわ。
不動産ネット集客コンサルタントのたろうです
今日は、とある不動産会社さんのリスティング広告のコンサルティング打ち合わせがありました。
11月も半ばでほとんど予算を消化している状態。
限りある予算の中でどうすれば、効率的な配信ができるのか。
そん打ち合わせをしました。
リスティング広告でできることはたくさんあるので、何をやったらいいのか迷います。
が、リスティング広告は婚活と同じで、どこまでをストライクゾーンに設定して活動するかと考えば非常にわかりやすいです。
婚活も、時間があれば間口を広く活動すればいい。
ですが、時間がない場合はなるべく本命に当たるように、やはりターゲットを絞りこみますよね?
私から提案した内容はこんな感じです。
結婚相手、どこにいる?
1.結婚後に地方に移り住む覚悟があるかどうか
東京生まれの東京育ち。
結婚しても東京から離れたくない。
そんな人は、相手の実家が神奈川県でも、嫌だというかもしれません。
そうすると結婚対象として見れるのは、東京に実家がある人だけ。
リスティング広告も同じです。
どの地域に配信するか絞り込むことで、それ以外の地域への配信をしないことができます。
特にGoogleは市区町村レベルまで設定が可能なので、本当に限定したい場合は、市区町村レベルで設定します。
2.相手の生活パターンは夜型でもOKか?
日中働く人が夜勤がメインの人と結婚すると、生活がすれ違ってしまいます。
また、自分が平日働いてて、結婚相手が土日勤務でも生活がすれ違います。
そんな生活パターンのすれ違いが起きても許容できるかどうか。
リスティング広告でも同じです。
広告の配信を夜中も行うのか、土日祝日も行うのか。
そして、不動産会社は火曜日や水曜日に休みのケースが多いですが、休みの日にも配信するのか。
ターゲットとする人の生活パターンを考慮して、自社が対応できる範囲で配信を設定します。
3.探し方は友人の紹介か、婚活サイトか、会社の同僚か
これから相手を探すとき、どんなところに異性との接触機会があるのかを考えたりしませんか?
たとえば、女性向けアパレルショップで働く女性の場合、仕事関係で見つけるのは女性が多いのでかなりの競争率かもしれません。
また、婚活サイトで探すときにも、どのサイトであれば自分の本命がいるのか、しっかり調べてから入会しますよね?
リスティング広告も同様です。
接触機会をデバイスごとに成果を分析し、あまり反響が出ないデバイスは思い切って配信対象から外します。
特に、スマホサイトを用意していないサイトの場合、クリックはあっても、反響に結び付くのはなかなか難しいケースが多いです。
なので、その時にはバッサリと入札単価調整でバッサリ-100%に設定します。
4.相手は恋愛対象であればいいか?結婚対象にまで掘り下げるか?
恋人としてはいいけど、結婚相手としてはちょっと、、、
好みのタイプと現実的に結婚できる人とは多少なりとも違ったりします。
リスティング広告でも同じです。
「反響数」をとるのか、「成約数」をとるのか。
反響がいくらあっても、成約に結びつかない反響は恋人と付き合っているのと同じです。
成約に結び付くキーワードの反響を獲得できるよう配信します。
でもこれをやるのは難しいです。
というのも、リスティング広告の検索キーワードと成約者を紐づけている会社がほとんどないからです。
今回の不動産会社さんの場合は、きちんと成約した人と検索キーワードを紐づけてくれていました。
素晴らしいの一言。
これがあると、成約につながるキーワードというものがわかるので、非常に便利です。
他にもまだまだありますが、代表的なところを書きました。
リスティング広告は複雑だと思われがちです。
が、少なくとも考え方については、結婚相手探しと同じだと考えると、わかりやすい。
ものごとの本質はそんなに変わりませんので、何か理解不能なものがあった場合は是非置き換えてみてください。
リスティング広告があなたにとってもっと身近なものになることを期待しています。
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