追客代行会社によく間違えられて思うこと
弊社の社名は追客力といいます。
社名柄、いろいろな問い合わせがやってきます。
よくある問い合わせの一つに追客を代行してほしい、というものがあります。
ネットで問い合わせをするのが当たり前の時代になり、手軽に資料請求などができるようになったため、今すぐ客だけでなく、そのうち客からの問い合わせが大半を占めるようになってきました。
そのうち客なので、まずは情報収集、という段階。すぐに具体的に相談したいというわけではありません。
不動産会社からすると、なかなか会えない、という課題を抱えます。
営業に追客してもらえればいいのですが、不動産の営業というと根気良く追客する方は少ない。
特に年配の方は紙文化だったり、チラシの成功体験があるので、今更ネットなんて、、、という人も多い。
すると1週間も連絡を取り続けて、反応がなければその反響はお蔵入り(古反)となるわけです。
こうした古反を追客代行してほしいというニーズが最近増えています。
追客を代行することによってどんなメリットがあるのでしょうか?
追客代行のメリット
・そのうち客への追客が長期で可能になる。
・すでに実績のある代行会社であれば、高いレベルで対応してくれるので、自社の印象が良くなる
追客代行のデメリット
・新たなコストが発生する。
・そのうち客に対する追客ノウハウが蓄積されない。
個人的な意見としては、追客代行は決して安くないので、その費用を払うくらいだったら、人を雇い、試行錯誤してもらってノウハウを貯めていくほうがいいかと思うのですが、どうでしょうか?
たとえば一人30万で雇い、古反専門で対応してもらい、そこから年に1〜2件契約が出れば人件費は回収できます。
軌道に乗って、月に1件の契約が増えれば、とてもよい費用対効果になります。
一方で、100件を外注で、となると人件費+外注先の利益がかかります。
さらに、外注先にどんどんノウハウが溜まっていきます。
ノウハウが外部に溜まることはとてももったいないと思うのですが、いかがでしょうか。
そして外注に出す一番の課題は、自社の独自性を追客時に出すのことが難しいということです。
代行会社は、貴社のことを学びはしますが、隅々まで知っているわけではありません。
そのため、どうしてもありきたりな追客に終始せざるを得ない。
物件情報の提供だけでお客様が自社を選んでくれればいいのですが、物件情報の提供など自動化して送っているところが五万ととあります。
自社で最近起きたことや、最近のお客様の動向など、社内で対応するからこそ伝えられることが情報発信時の武器になったりします。
そういう意味でも、追客を外注に出すのはもったいないことだなと感じています。
運用体制を構築することは簡単ではありませんが、個人的な見解としては、やはり社内で追客する方が長い目で見てプラスなのではないかと思っています。
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