貴社のHP、Googleに正しく認識されていますか?

貴社のHP、Googleに正しく認識されていますか?

今回からは、Googleスターターガイドに沿って、SEO対策の具体的なやり方について初心者の方にもわかるようにご紹介していきましょう。

(参考)検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドhttps://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja

まずは「Googleがコンテンツを見つけられるようにする」からご紹介していきましょう。

あなたが甘味処の店主だったら…?

突然ですが、あなたは観光地で甘味処を開業した店主です。
これからたくさんのお客様に来てもらいたいと考えています。
そのためにどんなことをするでしょうか?
雑誌に広告を載せる、地元新聞に取材されるなどいろいろ考えられます。
その中の一つに、旅行ガイドの方は、お店をオープンしたということを郵送なり、FAXなりで告知するという手段もありますね。
そうしておけば、ガイドの方が旅行者からおススメの甘味処を聞かれた時に勧めてもらえるようになります。

Googleがコンテンツを見つけるために必要な2つのこと

検索結果で貴社のHPが表示されるようになる流れも同じだと考えてください。
まず、新しくHPを開設したり、ページを作ったら、Googleに伝えて、インデックス(Googleの情報倉庫に登録)される必要があります。

具体的にいうと、

①「サイトマップ」という貴社のHPの目次を作成

②「Googleサーチコンソール」でGoogleに情報を送付

です。

これをやらないと、HPやページが陸の孤島のようなものになってしまい、Googleの情報倉庫に登録されません。

サイトマップを送信しないと20%しか評価されないことも

なお、HPがいろいろな外部サイトからリンクされていれば、Googleのロボットがそのリンクをたどって見つける場合もありますが、時間がかかり、不確定要素が高くなります。


私が目の当たりにしたケースでは、HPに1000ページ以上の情報があるのに、Googleにインデックスされていたのは200~300ページしかなかったという例があります。


本当は巨大な有用なページであるにもかかわらず、Googleから過小評価されて検索結果が下位に甘んじることになっていました。

サイトマップの作成と送信方法

それではサイトマップはどのように作ればよいのでしょうか。
なお、ここでいうサイトマップは、Google用のサイトマップであり、HPの下にあるサイトマップとは別のもの。
Google用サイトマップには様々なパターンがありますが、一番カンタンなのはXMLサイトマップと呼ばれるものです。

XMLサイトマップの作り方からGoogleサーチコンソールへの登録手順までわかりやすく紹介されているページはいくつもあります。その中でもおススメのサイトをご紹介します。


「”sitemap.xml Editor”を使ってXMLサイトマップを自動生成しよう!」
https://ferret-plus.com/7906

なお、HPがWordpressで制作されている場合には、プラグインをインストールしてすぐに作れます。
その場合にはこちらをご参考ください。


「【WordPress】サイトマップ作成からSearch Console登録までの全手順」
https://saruwakakun.com/html-css/wordpress/sitemap

サイトマップを送信すれば、Googleがそれに応えて、1日ほどでクローリングロボットを貴社のHPに派遣し、ページをインデックスします。

Googleは貴社のHPを何ページインデックスしている?

なお、Googleが貴社のサイトを何ページ認識しているか、確認する方法があります。

Googleの検索ボックスに「site:」と貴社のHPのURLを入力して検索するだけです。

例えば私のブログであれば、「site:sonedataro.com」と検索します。

すると、以下のような結果が出てきます。

赤枠のところの数字。これがGoogleに認識されているページ数です。


まずは、Googleに貴社のHPを正しく認識してもらうことがSEOのスタートですね。