Googleの検索広告、文字数大幅に増えたことご存知ですか?
最近、ひょんな縁から再びリスティング広告を運用し始めています。
運用現場を離れて2年ほど経ちますが、いろいろとできることが変わっているので、キャッチアップしています。
さて、2年前と違い、大きく変わった!と感じるのが検索連動型広告の文字数。
私が運用していた時は、
15、19、19しかなかった。
それが今やGoogleだと、15、15、15、45、45、(7、7)と3倍~4倍に大幅増量!
すごいことです。
(数字はすべて日本語変換したときの文字数)
それでこれについての経緯を調べてみると、15の3つ目と45の2つ目は今年の8月末あたりから新しく入力できるようになったよう。
それでいろいろと検索しまくっていたところ、15の3つ目と45の2つ目は広告として表示されないこともあるそうなので、それが立て続けに起こっただけかもしれませんが、かなりの広告で15の3つ目と45の2つ目がまだ露出されていないようでした。
そこで、広告主様向けにこの追加についてご紹介していきます。
広告文が増えることのメリット
広告文が増えるとどんないいことがありそうでしょうか?
典型的なものをいくつか紹介します。
1 訴求力が高まる
検索してくれたお客様に対して伝える量が増えれば、当然、イメージしてもらうための情報が増えるので、訴求力が高まります。魅力的な広告文を作れる可能性が増えることになりますね。
2 面をとれる
文字数が増えれば、お客様が見る画面上に表示される広告領域が大きくなります。そのため、たとえばファーストビューで広告が表示されると、2位以下との表示面積差を広げることができ、印象を強化することができるでしょう。
3 広告の品質が上がる
これは意欲的な代理店なら検証中だと思いますが、品質スコアが高まるはずです。
品質スコアとは「キーワード~広告文~ランディングページ」までの一連の流れを見て、Googleが判定する点数のことです。(10段階で10が最高)
品質スコアが高まると、Google先生がえこひいきをしてくれて、ほかの広告よりも安価に上位に出してあげようと調整してくれます。
だから品質スコアはなるべく高いほうが、有利なんですね。
話を元に戻すと、広告文の分量の上限が増えると、上記の一連の流れの真ん中にある広告文が左右(キーワードとランディングページ)をよりスムーズにつないでくれるはずです。
特にクリック率が品質に大きく影響するといわれています。
文字量を増やして、魅力的な広告を作成できればクリック率は自然と上がり、品質スコアが上がります。
ちなみに、Yahoo!はまだ依然の古き良き時代の広告文のスタイルなので、上記は現在のところあてはまりません。
まあ、Yahoo!は後追いしてくるので、いずれはGoogleと同じになる可能性が高いでしょう。
キャッチアップしつつ、私の考えも入れつつですが、広告文が増えることにより、広告主にとってはメリットしかないはず。
(代理店は大変かもしれませんが)リスティング広告運用代理店との次のMTGでやんわり指摘してみてはいかがでしょうか?
-
前の記事
愛媛出張での感動体験 2018.11.12
-
次の記事
アポジョーズの機能を拡充。さらに使いやすく 2018.11.22