「伝える」と「伝わる」の違いは、中学生を意識しているかどうか

「伝える」と「伝わる」の違いは、中学生を意識しているかどうか

こんにちは。

不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。

 

ホームページを見ていると、

「弊社は製販一貫の家づくり」

という文言をたまに見かけます。

 

業界的には、施工と販売はそれぞれ別の会社で行っていることが多いので、

その対比で製販一貫という言葉を使っているわけです。

 

業者の人に見てほしいのか?お客様に見てほしいのか?

ホームページを業者の人に見てもらうのであれば、これだけで十分です。

経験豊富で業界のことを知っているから十分理解できる。

でも、ホームページをお客様に見てもらいのであれば話は違います。

お客様は購入経験はほとんどないだろうし、業界にも詳しくない。

だから、製販一貫と言われても、そのすごさとか、メリットはわからない。

もったいないです。

 

他にもまだまだある

こんな事例ほかにもまだまだあります。

新聞の折り込みチラシ、あなたは入れたことありますか?

私が最近受け取ったチラシ。

「この物件のサッシは、業界最高標準の●●等級を満たしています!」

これも伝わらない。。。

業者であれば、サッシに触れる機会も多く、●●等級という価値も理解できると思います。

ただ、一般のお客様が「●●等級を満たすサッシ」と言われるとどうなのか。

普段、趣味でサッシを集めたり、触ったりするのが大好きな人は別として、ほとんど触ることはない。

わからないわけですから頭の中は「?」が無数に発生してしまう。

そうなると何も情報を与えないのと変わらないことになります。(少なくとも記憶には残らない)

せっかく、紙面を割いて表現している非常にもったいない。

どうしたらいいんでしょうか?

 

読み手が中学生だと思って説明する

説明する時は、相手に前提条件を求めずに、中学生だと思って説明する。

それが伝える時に一番大事なことです。

 

たとえば、先ほどの製販一貫であれば、

「作って終わり、売って終わり、ではなく売った後もお付き合いするので、欠陥住宅は絶対に作りません」

 

たとえば、サッシの話であれば、

「8tトラックが家の目の前を通っても、昼寝が邪魔されません」

 

と書けば、中学生でもわかりますよね。

 

私自身も振り返って、特に意識はしてこなかったので、このブログも理解しづらいところが多々あるだろうな。

そう感じ、他山の石にしたいと思います。

 

katsuo