龍角散のど飴で築く、人とのつながり

龍角散のど飴で築く、人とのつながり

BtoBビジネスのニュースレターから逸脱して

毎月、取引先の方にニュースレターを送付しています。

相手は取引先様ですのでもちろん法人です。

法人向けニュースレターというと、最新事例やノウハウ、統計データなどを提供している会社が多いのですが、弊社のニュースレターはちょっと趣が異なります。

私のプライベートな情報が大半を占めているニュースレターを送っています。

どんなプライベートかというと、たとえば

  • 息子と釣り堀に行って、父親の体面を守れたこと
  • 息子と農業体験に従事して、初めて鍬を扱ったこと
  • 会社のある上野の美味しいお店の紹介
  • 年始に初めてプロレスを生で観戦したこと
  • ボロボロになった財布を買い換えたこと

など、仕事には全く関係のない本当にプライベートことを書いて、送っています。

 

こんな内容、誰も読まないだろうと思っていたのですが、実は結構な人が読んでくれています。

 

龍角散のど飴が止められなかった

ある時、冬に喉が痛くなって龍角散のど飴を舐め続けていたら、その味が病みつきになってしまったことがありました。(ご存知の方はお分かりの通り、決しておいしいものではありません)

それから、喉が治っても龍角散のど飴を舐め続けていることをニュースレターに紹介したら、3名くらいの方がニュースレターを見て龍角散のど飴を購入してくれていました。(決して、私は龍角散の回し者ではありません)

 

もちろん、みなさん袋で購入

また最近では、小銭が落ちてしまうほど使い古した財布を買い換えたことを紹介したら、なんと同じお店で財布を購入している方が2人がいることがすぐにわかりました。

しかもそのうち一人の方はバッグと名刺入れも同じお店で購入しているほど、そのお店が好きだったようなのです。

 

営業マンこそ人と人のつながりを築いてほしいから

こういったことがわかると、ビジネスだけでなく個人的なつながりも築ける感覚があります。

もちろん、きっちりと仕事をする、納品することが前提にありますが、それだけでなく、人としてのつながりを作っていきたいという思いから続けています。

 

不動産・住宅業界でニュースレターを送っているところはまだまだ少ないのが実態です。

特に大企業でない場合は、営業部署で作らねばならず、人的余裕がないのが大きな原因のようです。

プライベート満載のニュースレターは営業担当がお客様と信頼関係を築く一助になるはずと確信しているので、現在、そんなニュースレターの作成について商品化を進めています。

ご意見などございましたら、ぜひお寄せいただければ幸いです。