サイトの権威性を高めよう E-A-Tその2 SEO対策
- 2020.08.20
- SEO WEBマーケティング 不動産ネット集客
前回、Googleの検索品質評価ガイドライン内で、ページ品質評価の最重要とされているE-A-Tのうち、専門性についてご紹介しました。
前回、Googleの検索品質評価ガイドライン内で専門性、権威性、信頼性をGoogleが重視し、検索したユーザーに表示させるべきサイト、コンテンツであるか判断しているとお伝えしました。
前回の専門性に続き、今回は権威性についてご紹介します。
権威性は、発信者の背景「誰が言っているか」
権威性とは、ざっくり言うと、誰がコンテンツや記事を発信したのか、です。
例えば同じ内容の花粉症についての対策を、医学部の学生が論文として出すよりも、花粉症の研究に30年費やし、様々な受賞歴のある医師が発信したほうが信憑性が高いでしょう。
Googleは誰が発信しているのかも加味して、ユーザーに表示するべきサイトなのか(つまり上位表示)判断しています。
権威性を高めるための方法
それでは具体的に権威性を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。
いくつかご紹介していきます。
著者名を出す(本名を出す)
匿名で書いた情報は、責任が発生しないためどんな情報でも出せてしまいます。
実名を公表すれば、責任が生じます。発信したコンテンツがその人に担保されるため、権威性が高いと判断されます。
住宅でいうなら、ハウスメーカーが施工事例を更新していく場合、その住宅を設計した設計士の名前を出すと権威性が担保されることになります。
運営者の名前を開示する(運営会社の名前)
著者名と同じですが、こちらはサイト全体の話。運営会社をきちんと表記すると、責任が発生しその分ページの価値が高まります。
売買仲介で、運営会社情報を記載していない、サテライトサイトが見受けられますが、こうしたサイトは権威性が低い状態でしょう。
受賞歴、表彰歴、資格、年数などを明記する
受賞歴がある、長年携わっている人の言葉は、素人よりも言葉に重みがあります。
そうしたものを受賞しているのであれば積極的にページに掲載していくようにしましょう。
記事の公開日、更新日も公開する
10年前に書いた内容が今も通用するとは限りません。
10年前のコンテンツを、現代に通用するようアップデート・更新し、さらに更新した日付も入れておけば、そのコンテンツ・テーマへの長期的なフォロー姿勢を伝えることができます。
住宅サイトでも、お客様の声の取材日、掲載日は入れておいた方が良いでしょう。
関連のあるコンテンツからの外部リンクをもらっている
人間社会では、ある人が沢山の人に知られていればそれだけ価値のある人間だと判断されます。しかも同業界であれば、その業界においてのキーマンと判断されます。
ページコンテンツ、ページも同様です。外部リンクは意味がないと言われていますが、リンク元がまっとうなサイトであれば、効果はあるということですね。
なお、関東で不動産売買業を営む会社のHPが、北海道の水産業を営む会社のHPからリンクされても意味ありませんのでご注意ください。関連性があることが大切です。不動産なら、ホームズ、SUUMOのサイトからリンクをもらうなどですね。
出所がしっかりしたところから、引用している
身元がしっかりしていない情報よりも、身元がしっかりしている情報をもとに、コンテンツを作っていることをGoogleは見ています。
近所に住むおばちゃんが言っていた話ではなく、地盤の研究者が公表した内容を元にコンテンツを作ってもらったほうが、その姿勢が評価できるということですね。
ドメインパワーの強いwebサイト、権威性が高いサイトから被リンクをもらう
ソフトバンクの孫正義さんにツイッターでフォローされたら、すごいことですよね。
ウェブサイトでも同じです。
有名なサイト、有名な人が運営しているサイトからリンクをもらえれば、権威性があると評価されます。
ご覧いただくとわかるのですが、権威性は付け焼刃、一朝一夕でどうにかできるものではないですね。
恥ずかしがらずに、自分・自社のことを打ち出して、真面目に、コツコツと有用なコンテンツを積み上げていけば、権威性は自然と高まっていきます。
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