リスティング広告で月並みな広告文を変えるための1つの方法

リスティング広告で月並みな広告文を変えるための1つの方法

3月も終盤、繁忙期ももう終わる頃ですね。

今年は消費増税の影響などもあり、特に新築の注文住宅の引き合いがよかったときいていますが、皆様のところではいかがでしたでしょうか?

 

4月から新年度になり、新しい施策を実施する会社も多い中、私の周りでは依然としてリスティング広告でなかなか成果が出ない、という話を聞きます。

そこで今回は少し視点を変えた代理店への情報提供についてご紹介いたします。

 

検索すると、どの会社の広告文も同じなのはなぜ?

社内でチラシを作っているとそのセオリーや打つタイミングがわかりますが、リスティング広告の運用代理店の担当者にとってはそのような切り口がありません。

そのため、広告主(住宅会社、不動産会社側)からセオリーやタイミングといった情報を提供していかないと、同じことしかできません。(正確にはやろうとしてもわからない)

例えば、広告のキャッチコピー(広告文)の作成は広告代理店に任せているところがほとんどだと思います。

代理店の担当者がどうやって広告文を作るのかというと、多くの場合、検索して、広告主の競合の広告文をいくつかピックアップし、その共通点を見出して作ります。

そのため、検索連動型広告の広告文というはほとんど同じものが多いのです。(実際に検索して見てみてください)

自社の特徴などはまったく表現されないことになるので、とてももったいないんですね。

 

自社の強みがわかる資料はだれが持っている?

そこでお勧めしているのが、社内の営業担当がお客様に見せたり、配布している資料を集め、それを代理店の担当者に渡すこと。

営業現場ではお客様と昇段しているとき、2~3社競合していることは当たり前です。

その競争の中から自社を選んでもらうのが営業ですので、できる営業であれば、自社を選んでもらうための資料や情報を整えています。

その資料や情報を代理店の担当者に渡すことで、会社の強みや差別化ポイントを発見してくれるので、それを広告文に反映してもらうことができるのです。(もちろん、担当者のやる気によります)

 

できる営業担当にヒアリングするとさらに良

贅沢をいうと、代理店の担当者ができる営業担当にヒアリングしてもらうとさらにいい。

ですが代理店の担当者にヒアリング能力、業界知識が求められるので、住宅・不動産会社の広告担当が同席して、聞き出すサポートや、業界用語の翻訳などをしたほうがいいかもしれません。

 

料理で下ごしらえが大切なのと同様、広告を作るのにも下ごしらえが大切です。

ぜひ代理店担当に様々な情報を伝え、理想の広告を目指してください。