反響が出ないのはどこに原因が?
リスティング広告を出稿していると、反響1件につき獲得金額の目標を定めているところがほとんどかと思います。
1件につき、賃貸であれば数千円、売買や分譲、注文住宅であれば数万円という具合です。
広告代理店としてはそれらをクリアするために、いろいろな施策をするわけです。
弊社で、ある不動産会社様のリスティング広告の運用を行っています。
現時点ではお恥ずかしながら、目標獲得単価をクリアできていない状況です。
そのために、キーワードに強弱をつけたり、広告文を変えたりとあの手この手を実施し、ようやく期待に近いキーワードでクリックされて、ホームページに誘導することができるようになりました。
でも、それが問い合わせにはつながらない…
いったんなぜなのだろうか?
そこでGoogleアナリティクスでホームページをざっくり解析することにしました。
するとわかったことですが、ホームページを訪れたユーザーの一部は、間違いなく問い合わせページに到達しています。
しかし、問い合わせページから次のページに移動する、このステップでほとんどいなくなっているのです。
つまり、問い合わせページに到達したものの、入力しづらい、入力項目が多すぎるなどの理由で、入力するモチベーションを失い、ホームページを離脱しているということですね。
これはさすがにリスティング広告だけでは解決できない問題でした。
そのため、リスティング運用の業務範囲外ではあるものの、以上の状況を数字で伝え、入力ページの構成などを変更するように提案しました。
すぐに変更してくれるということでしたので、そのあとに反響がきちんと出るのかどいうか、確認していきます。
リスティング広告といってもできることはあくまで人を呼ぶことです。
そのあとにお客様が問い合わせをするかどうかは、ホームページ次第。
反響を獲得するためにはホームページの解析を行いながら改善していく必要があります。
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