コンテンツを最適化する2 内容と表現方法 SEO

コンテンツを最適化する2 内容と表現方法 SEO

前回はSEOに効くコンテンツトピックの見つけ方についてお伝えしました。

今回はコンテンツの内容・表現方法についてご紹介していきます。

コンテンツを作成するときに、最も大切にしてもらいたいのが、「ユーザーに読んでもらえるコンテンツを作る」ということです。

たとえSEOが目的であっても、Googleがユーザーの利便性を第一にしていることから、ユーザーに有用なコンテンツが結果的に上位表示されるようになります。

コンテンツ作成で避けるべきこと

今回はやってはいけないことから紹介していきましょう。

文章が下手だったり、文法が間違っている

 ユーザーは情報を求めているので、文章が読みにくいコンテンツは評価が低くなります。

 かといって名文を求めているわけではないので、あくまでも読みやすい文章を作ることが大切です。

 ライティングの世界では中学生でも理解できる文章にすることが推奨されています。

テキストで表示するべき箇所を画像で表示する

 制作会社に丸投げすると、テキストで表示するべき箇所を画像として作成し、そのままはめ込むということが行われます。

 たとえばこんな形です。

文字の部分も画像で作成されています。

 ユーザーはわからない単語がある場合、単語のテキストをコピーして検索することができますが、画像ですとコピーして検索ができず、自分で入力しなければなりません。

 こうした一連の動きの違いはユーザーにとって不便をもたらすため、テキストで表示するべき箇所はテキストで表示することが推奨されています。

段落や見出しを適切に施さずに、文章をつらつらと記載する

 人間が読みにくい文章はGoogleも評価しません。

 小見出しや段落(パラグラフ)、ページレイアウトを意識して、読みやすい・見やすい文章を作れば、ユーザーにとって見やすく、情報を探しやすくなります。

同じコンテンツを焼き直した、あるいはコピーした内容

 ポータルサイトで同じ物件ばかり表示されている状況と似ています。

 検索をして情報を探しているにもかかわらず、同じコンテンツがいろいろなサイトで目にすると、もう見たよ!と感じてイラっとしますよね?

 Googleはユーザビリティを損なうと判断し、そうした重複コンテンツは評価しない上に、過度に重複しているコンテンツばかりのHPはペナルティを施す場合があります。

ユーザーに意味のない文言の羅列のコンテンツ

 過去、SEO対策としてページに物件種別や地域名キーワードを沢山盛り込めば、上位表示されるケースがありました。


 しかし、行き過ぎたSEO対策を念頭にしたコンテンツは、ユーザーが読んでも意味が分からず、価値もないコンテンツにしばしばなっていました。

 今でもたまに見かけますが、不動産会社のホームページの下部に、都道府県や市区町村名前の一覧が羅列されています。

 こうした内容はコンテンツとしては評価されないようにGoogleが評価基準を変更しました。(内部リンクとしては意味がある場合があります)

 行き過ぎて行うと、ペナルティを被ることがあります。

 重複コンテンツついては、Googleが1ページを割いて説明しているので、気になる方は以下を読んでみて下さい。

 重複コンテンツの作成を避ける
 

ユーザーには表示せず、検索エンジンに対してのみ表示する隠しコンテンツ

 隠しコンテンツというと、ゲームの世界などではワクワクする文言です。

 SEO対策としても過去、しばしば行われていました。

 しかし、ユーザーに表示しない=検索エンジン対策でしかなく、Googleが評価基準を変更しました。

 今では、悪質だと判断された場合、評価されないだけでなく、ペナルティを課される場合があります。

 これついても、Googleが1ページを割いて説明しているので、気になる方は以下を読んでみて下さい。

 隠しテキストと隠しリンク

ペナルティとは・・・HPの検索順位が低くなる、HPが検索結果に表示されなくなること。

評価されるコンテンツの内容と表現方法

それではどのようなコンテンツにしていけばよいのでしょうか?

SEOのための細かいルールはいろいろとありますが、以下の2つを押さえておけば、価値のあるコンテンツを作ることができます。

内容:新規性があり、独自性がある

表現:読みやすく、必要な情報を見つけやすい

つまり、ユーザーにとって意味のある内容で、読みやすい文章です。

不動産・住宅で言えば、お客様の声をお客様の名前付きで紹介するのがもっとも独自性が高いでしょう。ただし、捏造できるような内容ですと独自性は低くなります。

また、施工事例も独自性の高いコンテンツです。

不動産の物件情報は他社も載せている内容であれば、独自性の高いコンテンツとは言えません。

うすうす感じてもらっていると思いますが、ユーザーにって有用なコンテンツを作るには手間・暇をかける必要があることを付け加えておきます。

具体的には、SEO用のライティングノウハウ本がたくさん世の中に出ています。

そうした本も一読してみてください。

SEOの過去の記事はコチラ

1回目 貴社のHP、Googleに正しく認識されていますか?

2回目 Googleに認知された後は、認識してもらおう。まずはタイトルから

3回目 Googleにページの内容を伝えるmeta descriptionを使用しよう

4回目 見出しタグを使用して重要なテキストを強調しよう

5回目 構造化マークアップで検索結果をリッチに

6回目 ユーザーにとってシンプルなナビゲーション ページを作成する

7回目 コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURL SEO対策

8回目 コンテンツを最適化する1 トピックの見つけ方 SEO