制作会社から言われるままにホームページを作るのはキケンです!

制作会社から言われるままにホームページを作るのはキケンです!

こんにちわ。

追客力のたろうです。

 

営業電話や代理店からの紹介で、制作会社から売り込みをかけられたこと、ありませんか?

言われたままに作ったものの、全然集客できない、そんな苦い経験をお持ちの方もいるかと思います。

最悪の場合、制作会社不信に陥る方もいるようです。

 

先日、紹介があってある新築分譲戸建をメインに行なっている会社様のところに話しを伺いにいきました。

話しを聞くと、業績はかなり堅調。

事業範囲も拡大していてそれに応じて、いろいろなルートから制作会社を紹介され、ホームページを作ったそうです。

そしてなんと、10個以上のドメインをお持ちとのこと。

「各サイトの効果検証など、管理できるのですか?」と伺ったところ、「それが課題なんです」ということでした。

だいたい2〜3ドメインくらいであれば管理や効果検証が可能ですが、10ドメインともなると相当複雑になってきます。

 

複数ドメイン持つとこんな状態になりかねません

 

そこで私から別ドメインでサイトを複数持つメリット・デメリットを整理させてもらいました。

別ドメイン・別サーバーでつくるメリット

・事業部別組織の場合、決定からサイト反映がスピード感を持って行える

・独立した事業の場合、解析がしやすい(ユーザーがドメインをまたいで移動しない)

・制作会社が制作しやすく、かつ、障害が発生したときの責任の所在が明確

 

別ドメイン・別サーバーでつくる弊害

・SEO効果が分散する

・解析の設定が面倒(クロスドメイン設定)

・フォーム(入力〜完了)のドメインが別になってしまい、SSL利用料がサイト数だけ増える

・サーバーの数だけサーバー利用料金がかかる。

 

その分譲会社様の場合、ユーザーはドメインをまたいで移動していて、かつ、完全に事業部別組織になっているわけではなく、まだまだ自社ホームページでの集客は限定的の状態でした。

そこで私は迷わずにドメインを集約しSEO効果を高めつつ、効果検証をしやすく、管理しやすくすることを提案しました。

もし、その会社では事業部別組織になっていて、すでにウェブからかなりの反響が来ているようであれば、別の提案があります。

 

組織の状態やウェブの集客状況、位置付けによって優先順位ややるべき手順というものは異なります。

理想のゴールに一直線!というよりもいくつかのマイルストーンを目指していく感覚で、今やるべきことに着手していきたいですね。