成功する水産バイヤーと不動産ネット集客の共通点

成功する水産バイヤーと不動産ネット集客の共通点

こんにちは。

不動産ネット集客コンサルタントのたろうです。

 

昨日、シルシルミシルサンデーというテレビ番組を見たんですが、ビッグヨーサンという激安スーパーの紹介されていました。

その中に超凄腕の水産バイヤー、中島さんという築地の番長と呼ばれる方が密着取材されていたんです。

 

中島さんの一日は、築地での仕入れから始まります。

たくさんの店の値段を逐一チェック。

まずは懇意にしている店で50箱のブリを最大限値引き。

返す刀で大量の在庫を抱えるお店で値段交渉、同額で200箱のブリを仕入れるという荒技。

店の人の引きつった作り笑いが忘れられませんでした。

 

ブリ

冬はやっぱり寒ブリ!

 

普通のバイヤーならそこで満足ですが、それだけでは終わらない。

鮮魚コーナーの厨房に入って自らブリを捌きつつ、

・予告販売

・ブリ刺の試食配布

・切り身と刺身のセット販売

・夕方になると帰宅する会社員向けに惣菜コーナーで唐揚げに調理しての販売

・同じく会社員向けに刺身の販売

・最後は在庫を出さないための3パックセット販売

と、バイヤーとは思えないほどの販売術を駆使して、仕入れたブリを全ての売りさばく。

 

普通のバイヤーではここまでやらないのがほとんどだと思います。

それなのに中島さんがここまでできるのは、スーパーでの一日のお客さんの出入り、その好みに精通しているから。

そして、精通しているからこそ仕入れる量、値決めまでできてしまう。

つまり、仕入れから現場での販売まで一貫して責任を持って携わっているからこそ、出来る芸当だなあと感じたんですね。

そして、それぞれの経験、ノウハウが蓄積されると相互に強化されていくので、他のスーパーをどんどん引き離すことができるのがすごいと感じました。

縦割りになっていて、仕入れは仕入れ、販売は販売、惣菜は惣菜という考え方では出来ない。

 

 

実は不動産ネット集客でも同じことが起こっています。

ホームページを制作している人は作るだけ、データベースを供給しているだけの会社はデータベースだけ、リスティング広告を担当している代理店は、リスティング広告だけ。

縦割りで、それぞれがその分野に特化してしまうと、整合性、バランスが取れずうまくいかないケース、たくさんあります。

一方で不動産の現場はもちろん、ホームページ作りから、開発、集客まで理解している人が一貫して作成したホームページは、集客に成功しやすいです。

仮にすぐに結果が出なくても、すぐにどこに問題があるのかわかるので、長期的に見れば成功しやすい。

 

スーパーの成功事例を見ていたつもりでしたが、業界は違えど本質は同じなんですね。

私自身は専門に特化しすぎることなく、ますます広く深くレベルアップしていこう感じた次第です。

あなたの会社も、全体最適がされているか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?